Webデザイナーへの転職 | お悩み相談

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Webデザイナーへの転職

posted by よこっちさん 2012-04-04

初めまして、Webデザイナーを目指しております。
現在、フリーターで、年齢は24歳です。

私は今年の2月から本格的にWebデザイナーを目指そうと思い、マルチメディアスクール・ウェーブのクリエイティブ講座でAdobe CS5.5 Web Premiumを購入し、動画講座で勉強しながら図書館でWebに関する本を借りたり、図書館に無い場合は通販などで購入して勉強してます。

本格的に勉強を始める前は、Webデザイナー科という訓練校で3ヶ月間PhotoshopやIllustratorなどの勉強に携わったり、趣味でHPを運営していた程度です。

ここから本題に入ります。
ハロワやネット求人サイトなどで未経験でもWebデザイナーを募集している会社に応募し、書類選考は通るのですが、面接で落ちてしまいます。
最近は書類選考で落ちることが多いです。

いきなりWebデザイナーになるのは厳しいかと思い、Web制作アシスタントを募集してる会社に何社か応募はしているのですが、書類選考で落ちてしまいます。

自分には何が足りないのか分かりません。

このまま勉強を続けていればWeb業界へ転職することは可能なのでしょうか。
先が不安で仕方ありません。

ポートフォリオサイトを上げているので、良ければご覧ください。
何かご指摘等、ありましたら遠慮なく言ってください。
http://www6.ocn.ne.jp/~yokotchi/

よろしくお願いします。
 
よこっちさん

はじめまして。独学!未経験からWebデザイナーになる!!
http://www.be-webdesigner.com/
というサイトの管理人の馬場と申します。

先日はお悩み相談をお送りいただきありがとうございます。
以下、返信させていただきますね!


> 自分には何が足りないのか分かりません。

業界未経験者にとって、就活時の武器になるのは、
スキル、つまり過去に作ったサイトだけです。

ですから、ポートフォリオサイトすらも見てもらえない段階で
落ちてしまう場合は、もはや仕方がありません。

その時は、相性が悪かったと考えるしかないでしょう。

しかし、ポートフォリオサイトを見てもらえさえすれば、
あとはそのサイトの出来が、合否に大きく影響を与えます。

とにかく今できることは、より良いポートフォリオサイトを作り、
それを通じてスキルをアピールすることが重要です。


> ポートフォリオサイトを上げているので、良ければご覧ください。

> 何かご指摘等、ありましたら遠慮なく言ってください。

率直な意見を求めていらっしゃると思いますので、
正直に感じた点をお話ししますね。


まず第一に、サイトのクオリティについてですが、
現時点においては、まだまだこれからの段階だと思います。

しかし、残念に思われる必要はありません。

2月から本格的に学習を始められたのですから、
(その前の訓練校の経験を考慮したとしても)
むしろそれが当然ですので、その点は安心してください。


まだまだこれから伸びてくると思いますので、
スキルを身につけるためにも、継続的に努力をされるといいでしょう。


決して現時点で不可能というわけではありませんが、
もう少し余裕をもって学習期間をみておくのもいいかもしれませんね。
(私は、Webデザイナーとしてそこそこ形ができてくるのは、
 一般的には1年以上は本気で学ぶ必要があると考えています)



第二に、制作実績の総量についてです。

商用サイトとしてしっかりデザインしているページは、
実質ホテルのサイトのTopページのみなので、
これだけでは、見る側としてはどうしても判断材料が足りません。

判断材料が足りないと、リスクを考えると
安易に採用の決断が出来ないので、見送られてしまいます。

少なくとも3サイト以上は作られるといいでしょう。



第三に、ポートフォリオサイトの見せ方です。

ポートフォリオサイトは、ただ作品を紹介するために作るのではなく、
目的を達成するために意識して作ることが重要です。

今回で言えば、企業の担当者に対して、
良い印象を与え、結果就職を成功させるというのが目的ですね。

ポートフォリオは、工夫するとさらに良く見せられますので、
その点をおさえておけば、就職活動により有利になります。
これに関しては、後述しますね。




というわけでまとめると、

・さらにスキルアップすること。
・そして良い作品をたくさん作ること。
・ポートフォリオサイトの見せ方を工夫すること。

となります。


スキルアップや、作品を作る事に関しては努力次第ですが、
ポートフォリオサイトを良く見せることに関しては、
今すぐに私がお役に立てることだと思います。

以下、より採用が決まりやすくするために、
ポートフォリオサイトのアドバイスをさせていただきますね。


■全ページ最低限のクオリティを維持する
現状のポートフォリオサイトのTopページに訪れると、
一般の方が作った個人サイトに訪れてしまったかのような印象があります。

おそらく、画像も少なくデザイン的な要素が無く、
簡素に作られていることが原因だと思います。

先方の目に触れるページは、
全てが物言わぬプレゼンテーションの道具です。

したがって、全ページ見栄えを気にされるといいでしょう。
特に、一番最初に目にするページは大事ですね。


シンプルでも、見せ方次第でお洒落に見せることはできますので、
センスを感じる配色・レイアウトを心がけ、
美しく見えるように気を遣いましょう。



■全ページ作る
ホテルのサイトは、
Topページ以外は全てプロバイダのリンク切れページが
表示されるようになっています。

まず、リンク切れは基本的に見せてはいけないものです。

せっかく貴重な時間を割いて
見てくれる担当者は残念に思うでしょうし、
手を抜かれているように感じてしまうこともあるかもしれません。


また、都合1ページだけのページ構成ということになると思いますが、
これだけではWebデザイナーとしてのスキルを
正当に評価することが難しいです。


実際に公開されている商用サイトには、
1ページだけしかないサイトはほぼありませんよね。
もちろん、リンク切れも滅多に無いと思います。

トップページがあって、サービス紹介ページがあって、
FAQがあって、サイトマップがあって、
お問い合せフォームがあって、
という感じで一般的なサイトは構成されています。

それと同様、見る側としては、
1ページぽんと置かれた“作品”ではなく、サイト全体を見て、
Webサイトを制作する力を見たいのです。

それが、実務をこなせるかを判断するには、
一番分かりやすいんですね。

後述しますが、実務さながらに作っているように見せるためにも、
大変だと思いますが全ページ作ってみてください。
(もちろんその際の細かい文章はダミーでかまいません)

こういったサイト丸々を構築する経験は、
きっとスキルアップにも大いに役立ってくれると思います。



■企画して作る
Webデザイナーが作るサイトは、
ただの張りぼてのサイトではなく、
クライアントの要望を満たすために作ります。

例えば、サイトからの見積や問い合わせ、予約の獲得であったり、
ブランディングであったりですね。


こういった点をきちんと考え、実務さながらに作っている人と、
何も考えずにただサイトを作っている人とでは、
見る側の評価は大きく異なります。

ですので、サイトを制作する際は、
実務と同じだと思って作ってみてください。


まず制作前に、仮想のクライアントを設定して、
何を目的としたサイト制作なのかを決めます。

その上で、想定ターゲットを選定したり、テーマカラーを決めたり等、
目的を達成するためにどんなサイトにする必要があるのかを考えます。

そしてそれらを仕様書として文書化するのです。
(仕様書は、検索すればひな形もでてくると思います)


ただし、そこまでやっても、それが
先方に伝わらなければ意味がありません。

実務同様のプロセスでサイトを作っていることを先方に伝えるために、
ポートフォリオサイトからリンクするページに、
仕様の詳細を明記しておくといいでしょう。

そうすれば、「お、この人は分かっているな」
という良い印象を与えることが出来るはずです。




以上になります。

特に、きちんと企画してサイト一式を作ること、
仕様をポートフォリオサイトで明確に説明することが重要です。

これらの点を意識して、
できれば3サイト以上作ってみてください。

そのころには、現状よりも、
きっとスキルもアップしていると思いますよ。



> このまま勉強を続けていればWeb業界へ転職することは可能なのでしょうか。

> 先が不安で仕方ありません。

それは大丈夫だと思います。

Web制作のスキルは、やったらやった分だけ伸びます。

学習はいわば足し算のようなもので、継続さえしていれば、
誰でも少しずつ着実にスキルは身につきます。

ですから、Webサイトを作ることが楽しいと思えるのであれば、
きっといつかはWeb業界に入れると思います。

下記のページにも書いていますが、
まずは1000時間分相当の学習・サイト制作を楽しんでやってみてください。
http://www.be-webdesigner.com/knowledge/is_easy.htm

その頃には、今よりもだいぶスキルが身についていると思います。

24歳という若さですから、まだまだ就職にも大いに有利な年齢ですし、
不安になることはありませんよ☆

楽しみながら、がんばってみてください。
馬場誠
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