Webデザイナーの将来性は?

私の体験談等もふまえ、その点についてお話してみたいと思います。

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Webデザイナーの将来性は?

このページでは、Webデザイナーの将来性について考えてみたいと思います。もちろん、自分自身がWeb業界に関わっているからといってひいきしないよう、できる限り公平な観点からお話ししますのでご安心くださいね。

Webデザイナーという職業は将来も安泰?

Webデザイナーという職業は今後も需要があり、安泰と言えるのか。この点について考えてみたいと思います。

Webというメディアの将来性

Webデザイナーの将来性を考えるために、まずはWebというメディアの将来性について考えてみたいと思います。Webと言うメディアがあってこそのWebデザイナーですからね。

昨今のWeb業界は、破竹の勢いで発展を続けているのは誰もがご承知の通りです。インターネットとWebサイトが世に出てからまだ日は浅いにもかかわらず、その発展は目覚ましいものがあります。普及も進んでおり、 Webはすでに人々の暮らしに深く根付いているメディアと言えるでしょう。

とは言っても、それが既存のメディアと比べて相対的にどのくらいの規模のメディアなのかが分からないと具体性がありません。そこで、メディアの規模や社会的重要度をはかる目安として、企業が投下する広告費を挙げてみたいと思います。基本的に、広告費が多い程そのメディアに価値があると言うことを意味します。つまりメディアの規模や社会的重要度は、企業が広告を投下する金額で見えてくるのです。

4マスと比較しての広告費

4マス、という言葉はよく耳にしますよね。4マスというのは、マスメディアの主要な4種類である、新聞・雑誌・テレビ・ラジオを指しています。インターネットが登場する前は、企業はこれらを主要メディアとして広告をうっていたというわけです。ちなみにこれらの中でダントツなのはテレビ。それに新聞、雑誌、ラジオと続きます。

電通から定期的に発表される資料を、古いものから新しいものまで調べ、4マスの広告費+ネット広告費をあわせたグラフを作ってみました。

※最終調査日:2016/01/27(最新の参照元[PDF]

単位が億円と大きいのでわかりにくいですが、4マスは現時点においては現状維持・または減少傾向と言われています。インターネット広告の影響もあるのでしょう。対してインターネット広告は右肩上がり。特にブロードバンドが主流になったころからの伸びがすさまじいですね。

2008年当時、私の手元にある某有名企業が発行した資料によれば「2009年にはテレビの次に予算が組まれるメディアになる」というデータがありました。実際その通りに、2009年からは新聞を抜いて2番目に広告費が多く投下されるメディアになりました。

つまりこれで分かることは、インターネットというメディアは、もう4マスと同等クラス。テレビに次ぐほどの巨大メディアにまで急成長しているということです。

しかもその成長はずっと右肩上がりで、どこまで伸びるかは想像もつきません。インターネットは客観的な目から見ても、確固たる地位を築き上げた成長メディアと言えるでしょう。

これからもインターネットとWebは存在し続けるか!?

もちろんメディアとしては素晴らしくても、物理的にインターネットというものが無くなってしまってはWebはおしまいです。もちろん、未来のことは全くわかりませんから一応考えてみましょう。

例えば、SF映画のように全世界のコンピュータにウィルスが発生したりとか、天変地異や戦乱のために大規模な地域でインターネットが使えなくなったりなどといった可能性が考えられるかもしれません。しかし、 少なくとも私たちの世代が地球を歩いていられるくらいの近い未来までは、安泰である可能性の方が高いのではないでしょうか。

今後もインターネットさえ存在し続ければ、Webはこれからも大きなメディアとして君臨することになると思います。ひいては、それを作るWebデザイナーという職業の需要は続くのではないか、というのが私の考えです。

先のことは誰にも分かりませんが、今のところは比較的有望な業界と言ってよいと思います。

Webデザイナーの将来性 おわりに

Webデザイナーという職業は、自分でいうのもなんですが、極めて可能性(ここでは将来性という意味ではなく)がある職業です。

Webデザイナーは、インターネットという仮想空間内に自由自在にWebサイトを作ることができる、いわばインターネット内の建築家。しかも、現実世界の建築家と違い、設計・デザインから建築(制作)までを全て一人でこなすことだってできるのです。

Webデザイナーなら“その先”のビジネスにも活かせる

しかもWebサイトは、ビジネスのフィールドとして、どんどん可能性が広がっています。そんなWebサイトを、Webデザイナーは自分で作ることができるのです。それが何を意味するのかお分かりでしょうか。

例えば、将来自分で何かビジネスをはじめたいと考えたとしましょう。そんな時にも、自分で迅速にビジネスを紹介するサイトを作れますし、何かを売りたいと思えば、ショッピングサイト(ネットショップ)を作って販売することができるということです。

これは、現実社会の建築家ではまねのできないすごいことですよね。

そんなすごいこともできるWebサイトをビジネスにうまく活用したのが、Web黎明期にこの業界に飛び込んだIT企業の経営者たちといえるでしょう。彼らはWebサイトを実にうまく活用して成功を手にしています。

もちろんWebサイトの制作スキルだけで彼らのように成功することはできませんが、Webサイトは様々な可能性を秘めているということ自体に疑う余地はありません。そして、それを制作するWebデザイナーも、たくさんの可能性があると私は思っています。

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コメント

道院 さん 2012年12月13日10時31分
こんにちは、
 確かに10年前と、比較すると想定外ですね。 これほどまでにネット広告費が成長するなんて~テレビに次いで、2位になるとはすごいですね。
 僕自身もテレビを見ているよりも、ネットしている時間の方が多くなっています。
 思うに、この双方向性が良いのかもしれません。 もうすぐ、そこにテレビ広告費を抜く時代が来るのでしょうね。
 ウェブデザイナーの未来は明るそうですね。
馬場誠 さん 2012年12月13日20時47分
道院さん、こんばんは。
本当にびっくりですよね。ネットがいつの間にか生活になじみ、無くてはならないものになってきているように感じます。私もよく考えれば年々テレビを見なくなってきており、今ではテレビ1にネットが9くらいになっているように思います。

ネット広告費もずっと右肩上がりを続けていますから、今のところはWebデザイナーの需要は安泰そうですね。

ただ、需要があるからとあぐらを掻いていると、あっという間に取り残されてしまうので、常にスキルアップがかかせない業界と言えますね。
上条純子 さん 2012年12月21日16時59分
馬場さん、こんばんは。
今年(2012年秋)でもWEB業界は安泰だという話を学校で聞きました。
しかしハローワークではこれからWEBを学んだ大学院生などが
活躍するから職業訓練校ごときで学ぶことをお勧めはできないと聞きました。
でも実際自分がパソコンで作業することが多くなってわからないことは
本も買う必要もありますがWEBで調べたほうが手っ取り早いということから
もわかるように、学生はWEBを生きている百科事典のように使いこなして
いるのでしょう。
そんな人たちはWEBなしでは生活できなくなっていると思います。
きっと私たちの世代が生きているうちはWEBの世界は馬場さんの言うように
安泰だと思います。
WEBクリエイターの学校の先生もそうでしたがこの世界は好奇心のアンテナを
常に貼っている人の方が向いていますね。
私はどちらかというとWEBの技術の方に勉強が偏ってしまっていたので
ちょっと軌道修正してみようと思います。

馬場誠 さん 2012年12月22日10時40分
上条さん、こんにちは。
> しかしハローワークではこれからWEBを学んだ大学院生などが
> 活躍するから職業訓練校ごときで学ぶことをお勧めはできないと聞きました。
ハローワークの方がおっしゃることもよく分かります。これからは、デジタルネイティブ世代が成人する時代ですから、Webサイトを作れる層も間違いなく増えるはずです(ゆくゆくは簡単なサイトなら誰でも作れることが当たり前になる日も来るのかもしれません)。 そんな方の中で、特に早くからWebを作りながら実体験で自然に学んでいる人たちは、若くしてかなりできるようになるはずです。 業界自体はしばらく安泰だと思いますが、できる人はどんどん多くなるので、未経験からWebデザイナーを目指すのはその分努力が必要と言えるかもしれません。 そうなると努力(学習)=苦行では大変ですので、おっしゃるように好奇心を持ち、努力=遊びに思えるようにすることが学びのコツなのではないかと経験上思っています。
WEB大好き さん 2014年10月10日23時16分
WEBデザイナーの将来性を信じて、いつかフリーのWEBデザイナーになりたいと頑張っているものです。


たにぐち まこと氏がWEBサイト制作者の未来について暗い将来を予想していますが、馬場さんはどう思いますか?


WEBサイト制作だけではやっていけないように近い未来になる可能性はあるのでしょうか?

(今もフリーランスはSEMやデータ解析によってコンバージョン率を上げる事まで行うことが必須と聞いていますが)
アプリ制作に食い込んでいかないと厳しくなると思いますか?

また、スマホから時計やめがねが中心になるとWEBはそちらで見れるようにはならないと思いますか?


簡単で恐縮ですが、氏いわく、
時計やめがねが中心になるとHTMLで作られたWEBページで情報収集はしなくなるのではと言っていました。

すでにグーグルのめがねでデータを収集する時にHTMLで作られたWEBページは使われてないと言っています。
今後はこの形態が中心になりHTMLで作られたWEBページ自体が衰退していくのではないかと言っています。

またこれはどこでも言われていて個人的には今更感も有りますが、ユーザー自体がWEB制作を始めるので、
プロに頼まなくなっていくだろうと言うことです。
結果WEBサイト制作者はスマホのアプリやWEBアプリ制作のほうに追いやられていくだろうと私には聞こえました。
ただスマホのアプリやWEBアプリ制作は必要なスキルが全く違うので、大変だろうとも言っていました。

WEBアプリ制作はWEBサイト制作と全く違うかというと、WEBアプリ制作はHTML5、PHPやjavascriptで作られるものもあるそうなのでそれほど違いは無いと思うのですが。
スマホのアプリはjavaなどだそうなのでちがいますね。

ただユーザーが作る事に関しては、ワードプレスが今もありますし、使える若い世代が増えても、それなりの人を雇っているところなら、
社員にやらせても、どちらにしろ人件費がかかるわけなので人件費分で外注すると言うことはあるのではと思います。
個人経営の所はなくなるでしょうが、そもそも今もあまりこのレベルの所を対象にしていないですよね。
それ以上の規模で、人を雇っているレベルの企業からWEBサイト制作の仕事を、ほぼすべて得ているのが今のWEB業界なのではないでしょうか?
ITを活用しない世代と人が新しく入れ替わると、需要はむしろ増えると言うことも有りますし。 

ただ、SEOやSEM、PPC広告などまで一括して行えないと、作って納めたら、後は知りませんと言う形は通用しなくなるのでしょうね。
馬場誠 さん 2014年10月12日10時34分
WEB大好きさん、こんにちは。
> たにぐち まこと氏がWEBサイト制作者の未来について暗い将来を予想していますが、馬場さんはどう思いますか?
たにぐちまこと氏のコメントを実際に全て聞い上で、というわけでは無いので、こちらに書いてくださったことに対してとなりますが、、、 時計やめがね中心になり、たとえHTMLで作られたWebページが読めなくなったとしても、また別の形式のページ制作の需要が生まれると思います。 普通はいきなり変わるのでは無く、徐々に新たな技術が浸透していく形になるはずです。 Web業界はもともとつねに、多かれ少なかれ変化がありました。 ですから、その時自分が変化に対応していけば良いだけかと考えます。 私個人としては、将来性にたいしての不安は無いです。
> WEBサイト制作だけではやっていけないように近い未来になる可能性はあるのでしょうか?
なるかもしれませんね。Webは誰でも作れるようになる時代になると思いますので。 大企業などお金に余裕のある OR 品質を求める会社にとってはプロの需要は無くならないように思いますが、自社で済ませる会社も増えてくると思います。 今あきれるほどWeb制作業者は増えていますから、需要に対して供給過多となって、やっていけなくなる会社はでるかもしれません。 ただ、1人でやっているような会社やフリーランスならたいした経費はかからないので、自分と家族を食べさせるくらいは、やり方次第で難しくは無いとは思います。
> (今もフリーランスはSEMやデータ解析によってコンバージョン率を上げる事まで行うことが必須と聞いていますが)
> アプリ制作に食い込んでいかないと厳しくなると思いますか?
成果を出すことは、おっしゃるように必須の時代です。 アプリといってもいろいろあると思いますが、Webアプリ開発程度はできた方が仕事の幅が断然広がりますね。 今は大抵のサイトでサーバサイドのプログラムが絡んでいますので、それが分からないと仕事を逃しかねません。
> また、スマホから時計やめがねが中心になるとWEBはそちらで見れるようにはならないと思いますか?
例えばGoogle GlassのOSはAndroid、AppleのiWatchはiOSベースのようなので、普通のWebページも見られるようになるんじゃないかなーとは思っています。 過去の莫大な資産(HTMLで作られたページ)を捨てるようなことはもったいないですし、そのまま見られなくても、変換くらいできるようになると思います。 (今の所きちんと調べていないので、どうなるかはわかりませんが)
WEB大好き さん 2014年10月12日13時53分
お忙しい中お返事大変ありがとうございます。

リソースがなく大変恐縮でした、下記に詳細があります。
もしご興味が有りましたら拝見してください。
http://vimeo.com/98258106


>時計やめがね中心になり、たとえHTMLで作られたWebページが読めなくなったとしても、また別の形式のページ制作の需要が生まれると思います。
普通はいきなり変わるのでは無く、徐々に新たな技術が浸透していく形になるはずです。


変化が業界を襲うとしても十年以降先の話になりそうですね。

また仮に十年後以降にHTMLで作られなくなっても、新しいWEBページの代わりの物に移れば良いということですね。




>例えばGoogle GlassのOSはAndroid、AppleのiWatchはiOSベースのようなので、普通のWebページも見られるようになるんじゃないかなーとは思っています。

過去の莫大な資産(HTMLで作られたページ)を捨てるようなことはもったいないですし、そのまま見られなくても、変換くらいできるようになると思います。
(今の所きちんと調べていないので、どうなるかはわかりませんが)


ちょっと調べてみた所下記にWEBページが見れると有りました。
http://news.mynavi.jp/column/gglass/002/
たにぐち氏はたてスクロールができないので見れないと言っていたのですが、
実際は使いにくいが見れると言う事のようですね。




>成果を出すことは、おっしゃるように必須の時代です。
アプリといってもいろいろあると思いますが、Webアプリ開発程度はできた方が仕事の幅が断然広がりますね。

今は大抵のサイトでサーバサイドのプログラムが絡んでいますので、それが分からないと仕事を逃しかねません。


サイト制作だけでなく、SEO、SEM、SNS、コピーライティングが必須と言う事ですね。
また、Webアプリ開発のためにPHPは一から問い合わせフォームなどをガリガリかけなくても良いが、プラグイン導入ができる位にはなったほうが良いと言う事ですね。
まだ、RUBYなどまでできなくても良いのでしょうが、PHP位は必須と言う事ですね。

ありがとうございました。
馬場誠 さん 2014年10月13日10時04分
URL、ありがとうございます。
手空きで見ておこうと思います。

後は、私の考えはおおむねおっしゃる通りです。

PHP位は“必須”……とまでは言いませんが、フリーを目指されていらっしゃるとのこと、いろいろなことができるほど仕事がしやすくなりますね。
ただ、器用貧乏になっては逆効果なので、基本が十分出来ていることが大事だとは思います。
WEB大好き さん 2014年10月13日13時56分
ありがとうございます。

>PHP位は“必須”……とまでは言いませんが、フリーを目指されていらっしゃるとのこと、いろいろなことができるほど仕事がしやすくなりますね。
ただ、器用貧乏になっては逆効果なので、基本が十分出来ていることが大事だとは思います。


PHPは外注可能なので必須ではないが、問い合わせフォームのプラグイン導入位出来れば仕事の幅が広がってより良いということですね。

PHPなどがガリガリできる、WEBプログラマーは多少売り手なのかもしれませんが、
HTML5、フォトショ、SEOの基礎などを行うWEBデザイナー(クリエイター)は供給過多で完全に買い手市場になっているのですね。

すると私たちのようなWEB未経験者が仕事を得るのは始めが至難の業ですね。
馬場さんが仰っている通り、自分のWEBサイトを作っての営業はもちろんそれだけでもスタートを切るのが厳しい時代になっていそうですね。

あとは格安で知人のサイトを数個作り、それを売りにランチャーズなどを狙うしかなさそうですね。

場合によっては、WEBデザイナーだけでなくPHPなどを使うWEBディベロッパーかスマホアプリ開発も行えるようになる。
ないしは英語をある程度覚えて、海外から仕事を受けたり、安い値段で請け負って、安い所に時間がかかるコーディングを外注したりするなどより工夫が必要になってくるかもしれませんね。
意外にWEBデザイナーやディベロッパーも英語が出来ると大きなアドバンテージになるとよく聞きますので。

また仰る通り広く浅くでは価値が無いので、それで有れば、デザインに特化するかプログラミングに特化するかSEMに特化するかなんでも屋より何か強みを一つ作った方が良さそうですね。

ありがとうございました。
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