ドキュメントルートを変更する
http://localhost/に対応するフォルダ(ディレクトリ)は、ドキュメントルート(DocumentRoot)と言います。
このドキュメントルート、初期状態では非常に不便な位置になっていることがあります。たとえば、WindowsでApacheを単品インストールしたときの場合を見てみましょう。C:\Program Files\にApacheをインストールした場合、私のApache2.2の環境では、下記のフォルダがドキュメントルートになっていました。
何ともアクセスするのに不便な場所になっていますよね。もちろん、このフォルダにショートカットを設定するなどして、アクセスしやすくしている人もいるかもしれません。しかしそれでも自分で選べるのであれば、わざわざこんな深い階層のフォルダを指定したりはしないでしょう。
実はこのドキュメントルート、Apachの設定ファイルから簡単に変更できます。このページでは、その設定方法を説明していきます。
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任意のフォルダをドキュメントルートにする
例によってhttpd.confを開いてください。ドキュメントルートの設定部分は、[ DocumentRoot ]という項目にあります。検索機能がついているソフトなら、[ DocumentRoot ]で検索すると、すぐに見つかるでしょう。すると、下記のような部分が見つかると思います。
この[ フォルダのパス ]は後で使うので、覚えておいてください。この部分を、任意のフォルダのパスに変更すればいいだけです。なお、Windowsの場合はフォルダのパスを分割する記号がC:\hogeのように[ \ ]が使われますが、C:/hogeのように[ / ]にして指定します。
利便性を考え、簡単にアクセスできるフォルダにするといいでしょう。ちなみに、私のWindowsPCにインストールしているApacheのドキュメントルートは
としています。つまり、下記のように対応しているということですね。
http://localhost/abc/hoge.htm → D:\www\abc\hoge.html
http://localhost/def/css/default.css → D:\www\def\css\default.css
http://localhost/ghi/img/logo.gif → D:\www\ghi\img\logo.gif
フォルダの階層が浅いので簡単にアクセスできますから、作業効率がよくなるのは一目瞭然ですね。また、システムドライブとわけておくことにより、バックアップの管理もしやすくなるというメリットがあります。
私の場合は、このフォルダをショートカットで呼び出せるようにしているので、あっと言う間にこのフォルダを開くことが出来ます。この方法はお勧めですよ。
付随して設定すること
これまでお話しした部分は直接的な部分だったのですが、付随して設定しておきたいのがこちら。
ドキュメントルートのフォルダは、通常(初期設定では)特別な設定が施されています。その設定はこれまでのドキュメントルートのパスに対して設定されているので、今回ドキュメントルートを変更したことにより、そのままでは適用されません。こちらも併せて変更しておきましょう。
まずは下記のような場所を探してください。
~中略~
</Directory>
上記のパスを、今回新たに指定したドキュメントルートのパスに変更するのです。
例を挙げましょう。たとえば今回ドキュメントルートを下記のように変更したとします。
例:変更前
例:変更後
この場合は、下記の[ 変更前 ] の箇所を[ 変更後 ]のように修正します。
例:変更前
~中略~
</Directory>
例:変更後
~中略~
</Directory>
これは、このファイルパス以下のみに[ ~中略~ ]としている設定を適用する、という意味です。ここを修正し忘れると、いままでと挙動が変わったり、アクセスできなくなったりする可能性もあるので、忘れないでくださいね。


